「病院で加齢による股関節痛だと言われたんですけど・・」
ご紹介でご来院いただいたのは、奈良からのMさん。
50代、女性。
立ち仕事で販売をされてますが、痛むのは
・寝てる時に寝返りを打つ時
・朝、起き上がる時
・椅子から立ち上がる時
・仕事おわりの夕方は歩くのも痛い
お風呂で、しっかり湯船に浸かる習慣がないということだったので、
その点は直していただいて、施術自体は全部で4回ほどで痛みがなく安定してきたので終了しました。
立ち仕事で脚に負担がかかるので
思ったより回数がかかりましたが、
そんなに難しくないタイプの慢性痛でした。
こういうケースでも、加齢が原因といわれることは多いです。
整体の仕事をはじめて、
15年ほどになりますが、
今まで加齢による痛みというのをほとんどみたことがないです。
外部から強い衝撃をうけるような怪我でない場合、
痛みの原因は生活週間や間違ったケアによって発症します。
それらを見直して適切な施術をうければそれほど年齢には関わりなく、
改善していきます。
ただ、例外もあります。
経験上85歳ぐらいから上の年代になると極端に回復力が低下します。
背中が大きく曲がると、重力下で直立するだけで過度の負荷がかかります。
それが回復を妨げる要因になるので回復に時間がかかるようになります。
そして、それも、日頃の簡単なメンテナンスで防ぐことができます。
いつもいうことですが、
・毎日しっかり湯船につかる
・痛みや違和感がある部分にはマッサージをしたり負荷をかけない
・冷たいものをとりすぎない
たったこれだけを心がけていただくだけで、
快適に過ごせる時間がずっとながくなります。