徳島県からご来院のバスケをする中学1年の女の子Sさん。
小学校5年の終わりにオスグッドを発症。
痛みがひどくなると、部活を休み、少しよくなるとまた再開を繰り返していたそうです。
半年ほど前から、痛くないときがなくなってきて、
今はバスケは休止。
安静にして、ネットで検索していける範囲のオスグッドを扱うところにいくが、
ほとんど症状に変化がなく、当院に来院されました。
はじめ、
屈伸してもらって、症状を確認します。
90度ぐらいまで曲げると痛みのためにそれ以上曲がらない状態。
そこから頑張ると、急に痛みがなくなって下まで曲げることができます。
普通は、屈伸のときも、一番下まで行くと一番痛みが強くなるものなので、
確かに特殊な症状っぽいですね。
さっそく、
施術を展開して、お身体の状態をみていきます。
疲労の総量はそれほど多くはない感じ。
ストレス系の緊張がメインのようです。
体をぐるりと覆うストレス系の緊張層を解放していきます。
具体的な筋骨格系の緊張反応にたどりついたところで一旦確認。
「うーん、さっきといっしょ・・」
表面的な緊張反応を全て取りきってから再度確認。
「変わってないです・・・痛い」
かなり深い層の緊張層が表面化してきたので、
これを解放して確認。
「あれ、さっきより痛みが減ったかも。内側がいたくなってきました・・」
深層の緊張層がいくつかあるので、
時間内に、もう一つ解放して再確認。
「あっ!さっき90度ぐらいで痛かったのがなくなりました」
「今は、曲げきった時の方が痛いです」
やっと普通のオスグッドっぽくなってきたところで、
初回は終了。
2回目、翌日。
「昨日はあれから、いっぱい歩いたけど、そんなに痛くなかったです」
今日も曲げきったところで痛むようです。
再度、表面化している緊張を解放して、
特定のストレスの影響を排除して最終確認。
「あっ!曲げきったときも痛くない・・」
おお、結構とれづらかったですがなんとかなりました。
おそらく8割方改善しているとおもいます。
セルフケアをやっていただいたら、これで大丈夫だと思います。
もし、それでも痛みが残っているようでしたら、
あと一回やれば問題ないと思いますので、ご来院いただければと思います。