脚が前にでない。股関節の痛みで神戸からご来院のIさんのケース。

お困りの症状

神戸市からご来院のIさん。60代、女性。
もともとひどい腰痛持ちだったが、2年ぐらい前から股関節まで痛くなってきた。
病院では、「股関節臼蓋形成不全」と診断される。

痛みも辛いが、立ち上がってしばらくは、脚を前に出そうとしても出ない状態。

「電車とかで座ってると、立ち上がってすぐに動けないので辛いですがずっと立って乗っています」

どこかが痛いと、普段当たり前のようにしていることができなくなってきます。

施術と経過

初回の施術

施術しながら、ソファからの立ち上がりの動作をみていきます。
施術終了時には、立ち上がりがスムーズになり、一歩目から前にでるようになりました。

2回目(10日後)

「あのあと2,3日はスムーズだったんですが、また痛みがでてきました」

お話をよく聞いてみると、前のような一歩目に脚が出ないのではなく、立ち上がって歩きだすとおしりに痛みが走るようです。

施術後、おしりの痛みは違和感程度まで改善。

3回目(一週間後)

「脚が前に行かないのはよくなってきました」
「不思議なんですが、そのかわり太ももの裏が突っ張ったようにいたいです」

症状が移動してきましたが、筋肉の緊張が多層になっているので、改善していく過程で痛みが移動したり、症状が変わったりするのはよくあります。

4回目(10日後)

「前回のあとは太ももは楽になりました」
「それより腰の痛みが強くなってきました」

もともと、この腰痛が症状の本体だと思われます。
人の体は、痛みが強いもののみを感じる性質があるので、腰痛は股関節痛が強くなるに連れで隠れていたようです。
股関節の症状が軽減することで、以前のように腰痛がでてきました。

5回目(一週間後)

「前回ほど腰は痛くなくなってきました」
「重だるいような嫌な感じがあります」

鋭い腰痛はなくなってきました。
もともと非常に長いあいだの腰痛なので、あと数回は月イチ程度の施術をしながら様子を見ようと思います。

股関節はその後、問題ないようです。

変形性股関節症とは

まとめ

驚かれることが多いですが、長年の症状は層になっていることがよくあります。
今回のように股関節痛の下に腰痛が隠れていたり、肩こりの下に腰痛が隠れていたり。

これらを抑え込むのではなく、順序よく引き出して改善させていくことで、症状が出る前の疲れにくい楽な体になっていくのが当院の施術の特色です。