身体を内側から整える【股関節痛と腰痛】を改善するための整体院

今日からできる!ストレッチ

股関節の痛みに効果的なストレッチ

 

股関節まわりのストレッチはNG!

まず、一番大切なことは、
股関節の痛い部分を直接ストレッチしたりマッサージしないこと
もちろん筋トレもNG!です。

当サイトで繰り返しお伝えしていますが、
痛みを感じる股関節の周囲の筋肉のコリは、
直接ストレッチすると、反発して、
より硬くなってしまいます。

ストレッチの直後に、楽になった、痛みが減った、
と感じるのはあくまで一時的なもので、
時間が経つと、ジワジワと硬くなり悪化していきます。

やってすぐの効果より翌日楽なケアを!

例えば、虫刺されなどで痒いとき、
ボリボリかくと気持ちよくて楽になります。

しかし、その部分は時間が経つとまたかゆみが戻り、
かく前よりもずっと治りづらくなります。
それは、股関節の痛みも同じこと。

短時間楽になるのと引き換えに、
長期間の苦痛を味わうことになります。

その場でスッキリすることを目指す必要はありません。
翌日、楽になっていればいいという気持ちでケアしてみましょう

東洋医学の原理をつかった経絡のストレッチ

西洋医学と違い、東洋医学では、
筋肉と内臓とは生理的に連動していると考えられています。

そのため、
慢性的な関節周囲の痛みは、
東洋医学的には、骨のすり減りというより、
内臓の機能バランスの崩れにより、経絡の流れが悪くなり、
その部分に痛みが出たものと考えられています。

このページでは、
東洋医学の原理をつかった安全なストレッチを提案させていただきます。

陰陽五行説

東洋医学では、
陰陽五行説という考え方で、自然や体を見ていきます。

例えば、図の左側をみてください。
水は腎(臓)を表します。
水は固める性質をシンボライズしたもの。
つまり、腎(臓)には固める性質があると考えられています。

東洋医学では、腎(臓)は骨や生殖機能にも関わる生命の源。
よく中年以降に太りやすくなるのは、
この腎(臓)の衰えによって、固める機能が減退するからだといわれています。
おもしろいでしょ。

そして、水には、木を育てる性質があり、
内臓でも同様に、腎(水)が肝(木)を助けると考えらえています。
このような関係性をつかって、経絡をストレッチしていけば、
直接痛む部分を伸ばさなくても、間接的に、痛い部分を緩めることができます。

 

股関節の経絡ストレッチ

股関節痛の方は、関節が痛いと表現されますが、
その大半は、筋肉の痛みです。
まず、ストレッチをする場合、
関節の内部と考えずに、
体の前面、内側、外側、裏側とシンプルにみたてて、
ストレッチしていきましょう。

 

 

1、太ももの正面が痛い場合のストレッチ

太ももの正面や、やや内側には、
胃経、脾経という消化器系の経絡が走行しています。
甘いものを食べすぎたり、
暴飲暴食、食事の時間が遅いなど、
食生活の乱れや、精神的なストレスの影響などで、
消化器の力が弱ってくるとこの経絡の気血の流れも滞り、
痛みやだるさなどがでてきます。

もう一度、陰陽五行の図をみてみましょう。

火は土を助ける効能がありますから、
この場合、心臓の働きが胃や脾の働きを助けることになります。
心(臓)の経絡は腕にあります。
ここをストレッチしたり、軽くマッサージすることで、
間接的に太ももの正面から内側の硬さを取り除く効果があります。

現代人は感覚が鈍くなっているので、
その場でよくなるという発想ではなく、
翌日楽になっていればいいと考えてストレッチしてください。

 

2、太ももの外側が痛い場合のストレッチ

太ももの外側は胆経という経絡があります。


胆経絡は体の側面を側頭部から、足の小指まで走行しています。

胆と肝は表裏一体。
ここは精神的なストレスなど、感情の抑圧の影響を受けやすい部分です。

陰陽五行では、腎(水)は肝(木)を助ける関係があるので、
腎と関連する膀胱の経絡をストレッチします。
膀胱の経絡は体の背面を頭から足まで走行しています。

膀胱経のストレッチ

3、太ももの内側が痛い場合のストレッチ

太ももの内側には、腎経、肝経が走行しています。


肝腎要というように、五臓六腑の中心的存在。

特に東洋医学の腎は、
骨の生成や、生殖にも関わる生命の水面のです。
本来は、水火木金土という順に発生していますので、
水にあたる腎は、生命発生に関わる要所中の要所です。

陰陽五行では、
金(肺)は水(腎)を助ける関係になりますので、
肺の経絡をマッサージやストレッチします。


肺の経絡は胸の筋肉から親指の先まで走行しています。


また、肺は皮膚も含みますので、
乾布摩擦などで皮膚を鍛えることも非常に効果があります。

4、太ももの後ろ側(お尻)が痛い場合のストレッチ

お尻の部分の痛み。
目から頭頂部を超えて背中の背面を下って踵から小指に達する経絡。
これは膀胱経といいます。


この経絡は腎のと表裏をなしていて水分代謝や生殖など、
体の根本的な生命力を支えています。

この部分の痛みは、
肺(金)は腎(水)を助けるの発想で、
腕の肺経と、肺経と表裏をなす大腸経をストレッチ、マッサージします。

 

また、大腸経には、合谷という手の親指と人差し指の間のツボの指圧も効果が高いです。

脚と腕の関係

手のひら、指のストレッチも大切

勘のよい方はお気づきだと思いますが、
脚の経絡は、腕の経絡と相互に関係しています。

クライアントさんは、脚と腕なんて離れているのにつながってるんですね。
と感心する方が多いですが、
もともと人間は四足動物ですから、腕は前脚なんですね。

前脚と後脚は密な連携がありますから、
経絡にもその名残がのこっていると考えられます。

腕を流れる経絡は必ず指先まで流れています。
指もしっかりとストレッチしましょう。

 

手のひらをよくマッサージすることも効果的です。

あくまで、
その場で楽にならないからこれは効かない!と
判断せずに、翌日、その次の日はどうかと観察してみてください。

本当に効果がある場合は、
「あれ、そういえばいつのまにか股関節の痛みが気にならないな」

そんな改善の仕方をするものです。

もう一歩進んだセルフケア

 

上記で解説した経絡を使ったセルフケア、
とても効果の高いものです。
しかし、
五臓六腑のバランスの崩れはひとそれぞれに個人差があるもの。
ですから、どうしても上記のストレッチでは取りきれない痛みもあります。

当院では、
一度ぐらいはいいけど、通うのは遠すぎるという方のために、
より高度なセルフケアコースをご用意しております。
このセルフケアは、上記のストレッチより一歩進んだ、
自分のためのセルフケアを身につけていただくコースです。

セルフケアコースを受講し、身につけていただくことで、
股関節だけでなく、腰痛、肩こり、ひざ痛などの慢性痛全般を、
ご自身でケアすることができるようになりますので、
痛みでお辛い方や、
スポーツで頑張っている子供さんを持つ親御さんなどにも、
好評です。

股関節を自分でケアするセルフケアコース